書籍情報・コンピュータ

コンピュータ科学(ハードウェア)

ハードウェア編(ハードウェアへん)
これから学ぶコンピュータ科学入門
鑰山 徹(かぎやま・とおる)=著
2005年2月10日発行

A5判156ページ
対象:高校、高専、専門学校


定価2090円(税込)

■内容紹介
本書は、コンピュータが社会の隅々にまで普及した今日の時代状況に合わせて書かれたコンピュータ科学の入門書である。学習のしやすさを考慮して、「ハードウェア編」(本書)と「ソフトウェア編」の2冊を同時に刊行することとした。
本「ハードウェア編」では、2進法、16進法から始め、データ表現、論理回路、機械語命令、中央処理装置、記憶装置、インターネットなどを解説している。
いっぽう、姉妹編である「ソフトウェア編」においては、オペレーティングシステム、プログラム言語、流れ図、データ構造、数理表現、コンパイラ、データベースなどを取り上げた。
類似の書籍がすでに数多く出されているが、その中にあって本書は次のような特徴をもっている。
1.コンピュータのハードウェアおよびその関連事項について基本から解説している。前提となる基礎知識は必要ない。まったくの初心者でもコンピュータ科学の基礎が理解できるような構成になっている。
2.基本事項の解説に加え、数多くの例題、問い、復習問題を載せており、演習書としても利用できる。
3.本書と「ソフトウェア編」を合わせると、基本情報技術者試験における「午前問題の約6割」、「午後問題の約2割」という範囲をカバーしている。既出問題のうち基本と思われるものを各章で取り上げ、詳細に解説しているので、受験のための参考書・問題集としても利用できる。

■著者紹介
鑰山 徹(かぎやま・とおる)
昭和51年、東京工業大学理学部情報科学科卒
千葉経済大学経済学部経済学科教授
主要著書:Prolog プログラミング入門(1987)、C言語とアルゴリズム演習(1990)、C言語とプログラミング(1991)、C言語と関数定義(1994)、新CASLプログラミング入門(1995)、続・C言語とアルゴリズム演習(1999)、ソフトウェアのための基礎数学(2002)、Javaとアルゴリズム演習(2003) 以上、工学図書刊
CASLで学ぶコンピュータの仕組み(1996)、Cによるプログラム表現法(1996) 以上、共立出版刊

■目  次
第1章 コンピュータの基本
コンピュータの種類 ハードウェアの概要 ソフトウェアの概要 既往問題 第1章のまとめ 復
習問題1
第2章 データ表現
10進法 2進法 16進法 整数表現 実数表現 文字表現 2進化10進法 既往問題 第2章
のまとめ 復習問題2
第3章 論理演算と論理回路
論理演算子 論理式と真理値表 ビット毎の論理演算 シフト 論理回路と算術回路 ブール
代数と集合演算 既往問題 第3章のまとめ 復習問題3
第4章 機械語命令
機械語命令の役割 命令の形式 実効アドレスの計算 命令の種類 ニモニックコード 既往
問題 第4章のまとめ 復習問題4
第5章 各種ハードウェア
主記憶装置 中央処理装置 補助記憶装置 既往問題 第5章のまとめ 復習問題5
第6章 データ通信と信頼性
データ通信の基本 ネットワークシステム LAN インターネット システムの信頼性 既往問
題 第6章のまとめ 復習問題6
問の解答
まとめの解答
復習問題の解答
索引
参考文献

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